工業高校生を対象とした試験で、表面性状の要求事項を指示する位置を問う問題が出題された。この問題は図1を覚えていれば解けるだろうが、教科書の索引にも載っていない削り代や筋目を問うことが、高校生の製図力向上につながるのだろうか(そもそも、教員でも、これを覚えている人が何割いるのだろう)。

まずは、表面性状の図示記号についてまとめておく。

表面性状の図示記号とは、「表面をどれくらいの滑らかさ(粗さ)で仕上げるか」を指示するものである。①を基本図示記号という。②は除去加工をする場合、③は除去加工をしない場合、である。
どうやって滑らかさを指示するかというと、数字で指示する。最も多いのが、②の長い斜め線に横線を足してRa ○.○と、かくもの。この「Ra」をパラメータといい、斜体でかく。パラメータの後ろには「目標となる数値」を正体でかく。単位は、㎛で、小さいほど滑らかである。

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