ねじと音楽に、同じ仕組みがある?――連載『ねじ・音楽・群』を1冊にまとめ、『わからなかった私のための群論入門』としてPDFで公開しました。
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特徴① 表紙のデザインにも「群」

表紙は、南部菱刺しをモチーフにしてデザインしました。模様が12個、輪になって並んでいます。色は、時計回りに白・朱・からしの順で4回繰り返しています。
この並び方にも、群が隠れています。第3章まで読んだら、もう一度表紙を見てみてください。答えは、本のあとがきにあります。
特徴② 「なぜ」を積み重ねて、一歩ずつ進む
この本は、群論の入門書を開いたものの、定義の意味がつかめず止まってしまった方(要するに私です)に向けて書きました。
教科書では、定義が何のためのものなのか、説明のないまま進んでいくことがあります。すると、剰余類など、抽象的になる部分で、話についていけなくなりがちです。
本書は、紙の正三角形を回したり、裏返したりして、6つの操作を集めるところから始めます。剰余類も、まず図や表で仲間分けを見てから、記号で定義します。そのあと、「なぜ重なりや余りがないのか」「なぜどの組も同じ個数なのか」を確かめます。
こうして疑問を一つずつ解決しながら、準同型定理にたどり着きます。
特徴③ 動かして、聴いて学べる
歯車やねじ、キューブをWeb上で動かし、音源で音楽の変化を聴きながら、群論の考え方を確かめられる教材も用意しました。

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